①-1各種車両の体験(大型トラック)
大型トラックは長さ1,199㎝×幅249㎝×高さ285㎝、重さは9,430㎏で、大きな荷物を運ぶ時に活躍します。
大型車は運転席が高く車体前方の路面が良く見えるため、車間距離が広く感じられ、前車に近づきすぎてしまう危険性を学んでもらいました。
①-2各種車両の体験(大型バス)
大型バスは長さ1,078㎝×幅249㎝×高さ295㎝、重さは9,880㎏で、路線バスや観光バスとして活躍します。大型車は右左折する時に後部が約1メートル反対側に振り出すオーバーハングがあったり、前輪より後輪が約3mも内側を通る大きな内輪差があるため、歩行車、自転車、バイクなどを巻き込む事故を引き起こす危険性を学んでもらいました。
①-3各種車両の体験(ホイールローダー)
ホイールローダーは長さ590㎝×幅234㎝×高さ307㎝、重さは6,675㎏で、土や石をすくって、ダンプトラックに積みこみます。
大型車は車体が重く、止まる距離が普通車よりも多くかかるので十分な車間距離をとった運転が必要であることを学んでもらいました。
②車両の死角体験
車には多くの死角が存在します。教習所オープンスクールではお子様に実際に運転席に座ってもらい、どの場所が死角になって見えないのかを実験することにより、運転席から見えない危険な個所があることを覚えてもらいました。
③車と綱引きゲーム
お子さま達に、止まっている車(車両重量4トン+積載物3トン=合計7トン)と綱引きをしてもらい、車両の重さを体験することを通じて衝突したときの危険性を理解してもらいました。
④自転車の安全な乗り方
路側帯を通行する自転車の事故が増えています。自転車は軽車両なので路側帯を走る時は車と同じ向きになり、歩いてくる歩行者と相対することになる危険性他、オープンスクールではビデオを通じて自転車の安全な乗り方と交通ルールを学んでもらいました。
⑤夜間の色による視覚の違い
夜間は歩行者等の色彩によって見え方が異なり、状況によっては見えなくなる場合があります。白っぽい服を着ている人は、早く発見でき、黒っぽい服を着ている人は発見が遅れて重大事故につながる危険性が高くなります。夜間、見えにくい服の色、目立つ服の色を楽しみながら理解してもらいました。
⑥高齢者、子供、飲酒疑似体験
子供に高齢者体験ゴーグルと体験おもり等を装着してもらい、高齢者の視力・運動機能の体験を通じて「高齢者への思いやり」を学んでもらいました。また保護者の方にはチャイルドビジョンを着用して子供の視界の見え方を体験してもらったり、飲酒運転体験ゴーグルを着用して飲酒時の見え方を体験してもらい、飲酒運転の危険性を再確認してもらいました。
⑦AED講習
子供と保護者に一緒にAEDの使い方を体験してもらい、非常時の人命救助法を学びました。
⑧子供免許証の発行
ご来場頂いた希望者全員に子供免許証を発行しました。